キャリートレード
FXにおける投資法として、キャリトレードというものがあります。
キャリートレードというのは、円やフランといった低金利の通貨で資金調達をし、ポンド、NZドル、豪ドルといった高金利の通貨で運用をすることで、利益を得ようという投資法のことです。
噛み砕いて説明すると、まず、FX取引において、低金利の通貨で高金利の通貨を買っておくと、その金利差分のスワップポイント受け取りが発生します。
すると、土日のようにマーケットが休みの日でも、毎日受け取り続けることができるのです。
つまり、スワップポイント狙いでFX取引をするということは、キャリートレードをしているということになります。
このように、メリットが大きなキャリートレードですが、もちろんデメリットもあります。
それは、長期でポジションを保有するということは、相場の急変があった際にマイナスになる可能性があるということです。
どれだけスワップポイントで利益が上がったとしても、トータルで負けてしまうこともあるということですね。
なお、キャリートレードという言葉は、単にスワップポイントで継続的に稼ぐということだけではありません。
スワップポイントで稼いだ外貨で、さらに株式や債券など、FX以外にも投資することで利益を増大させようろするという意味もあります。