外国為替市場

FXには、株式投資における株式市場のような具体的な場所がありません。
FXにおける市場は、銀行、証券会社、日銀などが参加しているインターバンク市場のこと。
つまり、コンピューター内のバーチャルな市場です。
これが外国為替市場です。

このインターバンク市場で取引されているレートがインターバンクレートです。
こういったインターバンクレートは、円相場など、よくテレビのニュースなどで報じられていますね。
FX取引をしていく上で、常に見ていくことになります。

丸い机の周りに数人が座り、スピーカーやマイクを前に、伝票を投げたりしている光景をテレビで観ることありますよね。
あれは、外国為替取引を仲介している為替ブローカーが、銀行や証券会社のディーラーの売買注文を仲介しているところです。

なお、外国為替市場は、世界のどこかの市場が動いているため、24時間稼働しています。
つまり、FXでは、24時間取引が可能であるというわけです。
ここは株式投資とは異なる点ですね。

時差の関係があるので、一日の取引はウェリントン市場で始まり、ニューヨーク市場で終わるということになります。
そして、ニューヨーク市場で終わったと同時に、ウェリントン市場で開始するということです。

このように、FXをやっていると、世界との関わりを実感できて楽しいですよ。