FXでよく使われるFX用語である金融先物取引法について解説しています。
金融先物取引法
金融先物取引法
FX取引において、FX業者が守らなければならない法律に、「金融先物取引法」というものがあります。
かつて、FX業者に適用する法律はありませんでした。
そのため、悪徳業者が横行し、保証金を巻き上げられてしまういう被害が多発しました。
これを受け金融庁は、従来の「金融商品取引法」を改正し、FX投資家を守るという趣旨から「金融先物取引法」により法規制をかけることにしたのです。
この「金融先物取引法」により定められた内容は、主に次の点です。
・金融先物取引業者として、国への登録が必要である。
・広告では、リスクについても明記しなければならない。
・勧誘電話や自宅訪問の禁止。
・「必ず儲かる」「損失は補填する」といった文言を勧誘時に使ってはいけない。
・自己資本比率を適切に保持する。
このような法的規制により、以前と比較すると悪徳業者は激減しています。
しかしながら、僅かながら悪徳業者は現在も存在します。
悪徳業者による被害を未然に防止するためにも、FX業者の登録番号は必ず確認しましょう。
また、勧誘電話は完全に無視し、「必ず儲かる」等の甘い言葉が出たら、逆に疑うようにしてください。
FXの世界でも、自分の身は自分で守るということを肝に銘じるようにしましょう。
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